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「食育について」
毎年6月は『食育月間』です。
食育とは、食を通して、人として生きる力を育むことです。
『食育』とは、生きる上での基本であり、さまざまな経験を通じて、『食』に関する知識と、『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を 実践することができる人間を育てるものです。
農林水産省では、食育の取り組みで、代表的なものを分かりやすく、12個あげています。
1、みんなで楽しく食べよう。
2、朝ごはんを食べよう。
3、バランスよく食べよう。
4、太りすぎない やせすぎない。
5、よくかんで食べよう。
6、手を洗おう。
7、災害に そなえよう。
8、食べ残しをなくそう。
9、産地を応援しよう。
10、食・農の体験をしよう。
11、和食文化を伝えよう。
12、食育を推進しよう。
です。
最近では、オンラインでの食育活動など、デジタル化に対応した『デジタル食育』も推進していて、農林漁業体験など五感をいかした『リアルの体験』と合わせた食育活動が注目されています。
さて、福田病院では、食育に関する取り組みを、長年続けています。
今年、4年ぶりの開催となった、『どろんこ交流会』では、田植えと稲刈りの体験学習に、当院で お生まれの小学1年生と、そのご家族を招待しています。
会場は、患者の皆さんに 安全な無農薬栽培のお米を提供するため、33年前に開園した『福田病院 母と子の農園』です。
田植えのあとは、食育の一環として、農園でとれたお米や、地元の食材を、生産者手作りのお料理で味わってもらいました。
家族で食卓を囲むことも、食育のひとつです。
無理をせず、できることから、取り組んでみましょう。