2017年09月の一覧
荒木アナウンサーの急逝から、1週間・・・。
お花が置かれた隣の席は、きょうも静かです。
私が、荒木アナウンサーと初めて会ったのは、20年以上前のこと。
大学2年生の時でした。
通っていたアナウンス学校の先生が、「熊本出身なら、帰省した時にTKUの荒木を訪ねてみては?」と
連絡を入れてくれたのです。
ドキドキしながらTKUを訪ねると、中学・高校の頃「若っ人ランド」で見ていたそのまま明るさで、
親切に社内を案内してくれ、アナウンサー受験のアドバイスをしてくれました。
誰にでも対等に接し、茶目っ気のある人懐っこい荒木アナウンサー。
「こんな先輩がいる会社っていいな」、そう思ったことをよく覚えています。
荒木アナと最後に話したのは、亡くなる前日の土曜日。
電話でしたが、バドミントン世界選手権の県勢の活躍について、とても喜んでいました。
翌日、最後の画面となった昼ニュースの直前には、私の家庭の話(いつも愚痴を聞いてもらってました)
で盛り上がりながら、スタジオに入っていったそうです。
訃報を受け、私は「なんのドッキリ企画!?」と、会社に駆けつけましたが、現実でした。
1週間たった今でも、「お~、恒松!」と、ひょっこり帰ってくるような感じがしています。
荒木さん、大好きなプリンやお菓子が、机にいっぱい置いてありますよ!
書類も積み重なったままで、雪崩が起きそうです。
もう、「クーラーが効きすぎて寒い」「いや、暑い」なんていうやり取りは、できませんね。
荒木さん自身が一番びっくりしていると思いますが、どうぞ天国を、その甲高い笑い声で盛り上げて下さい!
私たちも、明るく楽しく、視聴者を元気にできるよう、精いっぱい頑張りますね。