被害急増のお金詐欺!
今回は、英太郎さんもかなり気にしているであろうネタを特集していきます。電話で「お金」詐欺です。
熊本県の今年1月から4月末までの「電話でお金詐欺」の認知件数は49件、被害総額はおよそ1憶3300万円にのぼっています。これは去年の同じ時期より29件多く、被害総額もおよそ2倍なんです。これは4月末までなんですが、現在まで、県警では2億円以上に被害を把握しているそうなんです。
・電話お金詐欺と言っても、だいたい10種類に分けられて、
○オレオレ詐欺
(親族や警察官などを装い、事故や時間に対する示談金などを名目にだまし取る)
○還付金詐欺
(還付金等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ口座間送金による詐欺)
○架空料金請求詐欺
(未払いの料金があるなど架空の事実を口実としてだまし取る)
○キャッシュカード詐欺
(警察官や銀行協会などを装って電話をかけ「キャッシュカードを不正利用されている」などの名目でカードを準備させ窃取するもの)などがあります。
去年1年間の件数でみると、還付金詐欺が一番多く全体の37.5パーセント。続いて架空料金請求詐欺が28.4パーセント、そしてキャッシュカード詐欺が17パーセントと多くなっています。
今年の被害件数が増えていることなどから熊本県警は実際に被害にあった高齢女性の携帯電話に残されていた犯人とのやりとりの音声データを公開したんです。さらに、実際に、詐欺に電話を経験した人からも話を聞いてきました。テレビの前のみなさん、他人ごとではありません。もしもの時は家族、友人、そしてお近くの警察に相談されてください。