担当 : 水上清乃

特別講師:現代ペン書道講師 上野白華さん

起立!気をつけ!礼!お願いします!


このコーナーは、スタジオにその道の専門家をお招きして、私たちが普段知りえない事を教わろうという画期的なコーナーです!


今回の先生は、現代ペン書道講師の上野白華さんです。よろしくお願いします。先生は、文部科学省後援書写検定審査委員 日本現代ペン書道学会熊本支局長、リビングカルチャーセンターはません校で講師を務められています。


今日は『誰でも美しく書ける美文字』について教えていただきます。ではさっそく授業を始めていきますよ!先生、まず最初の項目は?


『はい、まずはこちら!『ペン字とは?』皆さんが普段書かれている文字は毛筆と硬筆に分かれていまして、ペン字は硬筆の分類に入ります。そもそもペン字とはその名の通り、日常生活で使う筆記用具を使って書く文章です。例えばボールペンやサインペン、万年筆です。筆ペンはとめ・はね・はらいなど毛筆と同じような書き方になるのでペン字には入りません。これをご覧ください。こちらあるもので書かれているんですが、何で書かれていると思いますか?これ実は段ボールで書いたものになります。こちらが生徒さんが書かれた作品なんですが、段ボール以外に割りばしを使って書かれた作品もあるんです。 段ボールや割りばしを使ったものもペン字になります。このようなものはアート作品のようなものになり、作者のセンスが問われるものになります。』


ここまでペン字がどのようなものかを紹介しましたが、皆さんが一番気になる事があると思います。どうやったら美しい文字を書くことができるかですよね!ちょっとしたことに気を付けるだけで美文字になることができるそうなんです!


『ということで、まずはこちらをご覧ください。こちらは、番組スタッフの方にマジックで書いていただいたものになるのですが、何がいけないと思いますか?美文字になるためのポイントは『文字のバランス』です。このように漢字とひらがなが混在した文章を美しく見せるには、ひらがなを漢字の7割の大きさで書くことでぐっとバランスがよくなるんですよ!こちらがバランスをよくしたものになります。あとは中心線を意識して書くことも大事です。「字が下手なのは生まれつき、どうせ習っても駄目だろう」と簡単にあきらめないでください。正しく、早く、美しくを心掛けて、あせらず、怠らず、自分のペースで努力すれば、誰でも上達できます。』


ちょっとしたところを変えるだけで誰でも美文字になることができるんです!実際に先生の教室には30代から80代といった幅広い年代の生徒が通われているそうです。皆さんも美文字を目指してみられてみてはいかがでしょうか?先生ありがとうございました!


現代ペン習字
場所 リビングカルチャーセンターはません校
TEL 096‐370‐1112
受講料 月額5,170円(税込)
受講日 第1・2・3木曜(月3回)10:30~12:15
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