担当 : 水上清乃

特別講師:料理研究家の相藤春陽さん&「花小町」の本田シェフ&中山シェフ

「もったいなか料理」


今回の「知っ得!?火曜塾」特別講師は、お久しぶりの登場です。料理研究家の相藤春陽先生です。実は先生、昨夜の夜中にフランスから帰ってきたばかりとの事です。


今回のキーワードは「もったいなか料理」。日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は年間523万トン。実は、国民1人あたりで換算すると、お茶碗1杯分の食べ物が毎日捨てられているんです。もったいないですよね。そこで今回はちょっと余ってしまった食材でこんな美味しい料理を作りませんか?というご提案です。今回使う食材は今が旬の「秋ジャケ」です。


「シャケのもったいなかライスガレット フランス春陽風」

〇材料:シャケ(1枚)・鰹節(1袋)・残りご飯(茶碗1杯)・ゴマ(小1)・味噌(小1)・とけるチーズ(15g)・お好み焼の粉(50g)・水(50g)・卵(1コ)
〇作り方:全てを混ぜ合わせ、フライパンに油をひいてお好み焼きのように焼く。
*残りご飯もこんなふうに使えばもったいなくないですよね。



今日は相藤先生だけではありません!続いての先生です。北区植木町にあります、名店「花小町」の本田シェフです。本田シェフは、自ら足を運んで選び抜いた食材や器などを使ったお料理を作ってらっしゃって、全国のテレビでも紹介されるほど人気!今日は本田シェフにも「もったいなか料理」を作っていただきます。


「シャケのもったいなかまぜまぜサラダ HIRO風」

〇材料:シャケ(1枚)・ダイコン、ニンジン、キュウリの皮(各適量)・ミニトマト(3コ)
〇ドレッシング:シソ、ショウガ(細切り)、ふりかけ(各少々)・レモン(1/4コ)・オリーブオイル(適量)
〇作り方:全てを混ぜ合わせてお皿に盛り付ける。



そしてなんと。今日はもう1人シェフにお越し頂いています。 中山シェフです。 中山シェフは、菊池市出身。23歳でフランスに渡り、2009年に「レストラン TOYO」をパリにオープン。現在もパリで和食の要素を取り入れたフレンチを 提供してらっしゃいます。それでは、中山シェフにも「もったいなか料理」を作っていただきましょう。


「シャケのもったいなかTOYO風リエット」

〇材料:シャケ(1/2枚)・バター・練りマスタード・レモン汁・キュウリの漬物・しその実・しょう油・バゲット
〇作り方:すり鉢で材料を混ぜ合わせたらバゲットにのせる。
*醤油を入れることで和風に仕上がるので、このままご飯の上にのせたり、おにぎりの具としても使えます。



さぁ、そして今回はこちらのシェフたちの料理が食べられるイベントが今週末にあるということで詳しい話を 宇城市商工観光課の遠山さんにご紹介していただきましょう。
昨年も開催された「SDGsもったいなかレストラン」が、今年は宇城三角西港で開催されます。今年はJR九州の特急「A列車で行こう」を利用し、熊本駅から美しい宇土半島の眺めをご覧いただきながら、その後、世界遺産三角西港で食事を楽しんでいただきます。熊本の豊富な食材を使い、中山シェフ、本田シェフを始めとした、県内の有名なシェフたちがコース料理をふるまいます。


中山シェフ・本田シェフ、そして相藤先生、ありがとうございました!


プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!