郡司 琢哉
TKUアナウンサー 郡司 琢哉 Takuya Gunshi

スマホ写真で振り返る飯田丸五階櫓

2016年4月の熊本地震で被災した熊本城は、今も復旧工事が続けられています。

工事現場の報道公開はほぼ3カ月に1回のペースで行われていて、先日その取材に行ってきました。

場所は「飯田丸五階櫓」、あの奇跡の一本石垣で有名になった櫓です。

ここは城内でもこの6年間で最も姿を変えた場所。

私のスマホにも当時からの記憶をとどめた写真が残っていましたので、少し紹介します。

発災から2カ月後の2016年6月16日、倒壊防止のための緊急工事は梅雨の雨の中始まりました。

北側から見ると、櫓の下が空洞で奥の木が見えています。

 

 

2016年7月25日、緑の鉄骨「仮受構台」が櫓を多い、櫓下での作業が可能になりました。

たったひと月半でこんなでかいものを造るなんてすごいですね。

 

下から見た仮受構台時代の飯田丸。

下から造った構台が支えるまで、およそ9カ月間この形で耐え抜きました。

 

2020年9月。櫓や崩落の恐れのある石垣はすでに撤去され、

この時は一段下の要人櫓(ようにんやぐら)下の石垣を一部撤去する作業が行われていました。

 

そして2022年10月、いよいよ石垣の積み直し開始!

石垣復活は2024年2月。

櫓復活は2027年度までと計画されています。

まだまだ続きますね。

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