郡司 琢哉
TKUアナウンサー 郡司 琢哉 Takuya Gunshi

2012年05月の一覧

前に見られたのは163年前、次に見られるのは300年後。

熊本での金環日食の話です。

この偶然の瞬間に生きていたことと、偶然の瞬間の取材に行かせていただいたことに感謝しつつその時を待ちました。

場所は山都町の清和高原天文台。

着いた時には厚い雲に覆われて小雨が降っていましたが、食の最大となる7時24分頃一瞬だけ雲間から90%以上が隠れた太陽が顔をのぞきました。

久しぶりに取材で感動しました。

300年後は無理だけど、18年後の北海道は頑張れば見られるんじゃないかなぁ・・・

その時人類は月から地球を見てたりして。

夢は広がります。

 

私は職業柄、読みにくそうな言葉を聞くと、つい口に出してみたくなる衝動にかられます。

(というか、口に出してしまいます)

ロッククライマーが、険しい岩山を見ると登りたくなるのと同じですね。

昨日のニュースでこんな原稿がありました。

『今回の訪問は国土交通省が実施する日本とEU間の都市整備政策に関する交流の一環で、熊本市とドイツのライプチヒ市が都市と交通網の整備をテーマに意見交換を行うもので・・・』

皆さん『ドイツのライプチヒ市』って言いにくくないですか?

過去には『ボーロニャの中田』、『火星探査車サーシャ』、『北朝鮮の貨客船マンギョンボン号』、最近では『前マサチューセッツ州知事』など、アナウンサー泣かせのフレーズがありましたが、『ドイツのライプチヒ市』もコレクションに加えておきましょう。

ザル田

熊本の地下水を守るために、畑を使っていない時期に水を満たして地下に浸透させる取り組みを行っている大津町の農家を取材しました。

大津町の畑は透水率が高く、「ザル田」と言われています。

写真は畑への注水をいったん止めて、浸透していく様子を撮影しているところです。

撮影は朝の9時半から、午後4時半までの7時間。

根気のいる取材でした。

 

 

 

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