担当 : 水上清乃

特別講師:「コーヒー焙煎研究所 わたる」代表 内山 渉さん

起立!気をつけ!礼!お願いします!


このコーナーは、スタジオにその道の専門家をお招きして、私たちが普段知りえない事を教わろうという画期的なコーナーです!


今回の先生は、「アラビカグレーター・コーヒー生豆鑑定マイスター」そして「コーヒーマイスター」の資格を持つ【コーヒー焙煎研究所 わたる】代表の内山 渉さんです。よろしくお願いします。コーヒーをもっと知ろうという事で、今回のテーマをお願いいたします。


『はい。今回のテーマは「コーヒーの魅力を見極める・最大限に引き出す」がテーマです。コーヒーは飲むだけじゃない多様性があるものなのでそれを皆さんに知ってもらいたいです。』


ではまずコーヒーについて教えて頂きます。1つ目のテーマを先生、お願いします。


『はい、まずはこちら!「コーヒーの魅力とは?」
魅力は、紅茶やワインの様にコーヒーも香りの他に苦み、甘みや酸味を楽しむものですが、紅茶や、ワインは加工されたものが、店頭などに並んでいますよね。ただコーヒーは、豆そのものが売ってあるので、自分の好みで選ぶことが出来ますし、豆の挽き方、お湯の温度で苦みや香りも変化するのです。』


『続いてのテーマはこちらです。「コーヒーの効果は?」
カフェインの覚醒作用により頭をすっきりさせて集中力を高める効果や、利尿効果で体内の老廃物の排出を促進させる効果があります。他にも、コーヒーの香りはリラックス効果もあり、いい香りは幸福感を高める作用もあるのでコーヒーを飲んでいる人やその周りにいる人にも多彩な効果をもたらします。』


生徒のみなさんは好きなコーヒーはありますか?苦みがあるほうがいいやかおりがいいなど…。色んな好みがありますよね~。


『続いてのテーマは「コーヒー豆の選び方で味・香りが変わる?」
選び方のコツですが、その前にスーパーで売っている挽かれたコーヒーのほとんどが、豆を長く焙煎し、挽いて時間がたっているので、そのコーヒーが苦いから苦手という方がいますが、豆から選ぶとその苦みも克服されるんです。選び方の1つとして焙煎の時間から見ていきましょう。まず、焙煎していないコーヒー豆です。そしてこちらが浅煎りです。ホンジュラスという国のコーヒー豆になります。特徴は酸味が強く苦みが少ないと言う事です。なのでコーヒー苦手だなという方でも飲みやすくなっています。
次が、エチオピア産の豆です。こちらは先ほどよりも少し豆の色が濃いですよね。これは苦みもありますが酸味、甘みも多いので、飲んだ後味は爽やかな甘酸っぱさが長く続きます。
そして、インドネシア産の豆ですが、色が濃いですよね…、これはかなり苦みが強いんです。独特な風味と苦みが長く続く余韻が楽しめます。』


『はい、続いてはこちら!「コーヒーの3つの香りを体験」
皆さんコーヒーの3つの香りって何かわかりますか?コーヒーの香りの種類が3つ存在します。今回は中深煎り豆を使用します。香りの1つ目はコーヒー豆をミルで挽くときの香り。これが【フレグランス】です。豆の香りは香ってきましたか? 次にミルで挽いたコーヒー豆をペーパーフィルターをつけたドリッパーに入れます。この時コーヒーの粉は均等にお湯がいきわたるように高さを揃えます。そしてお湯を大体3回、回しかけ、30秒蒸らします。その後1分かけてゆっくりお湯を注いでいきます。お湯の温度は大体90度です。この時に湯気が出るのですがこれが2つ目の香り【アロマ】です。豆の香りは香ってきましたか?では、ご自身で淹れたコーヒーを飲んでみてください。この1口飲んだ時鼻から抜けるコーヒーの香りが3つ目の香り【フレーバー】です。淹れるお湯の温度、お湯の量で味も風味も変わりますが、皆さんもぜひ3つの香り体験してください。』


豆情報や、通販もしていますので気になる方は【コーヒー焙煎研究所 わたる】で検索してください。ありがとうございました。


コーヒー焙煎研究所 わたる
住所 熊本市南区野田2丁目30-31 2階
TEL 096-200-6572
営業時間 11:00~17:00
定休日 水曜・木曜
駐車場 2台
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