木曜日といえばこのコーナー 中継

旬のお店、スポットを生中継!
担当 : 太田弘樹・緒方由美

八代市「コバシ株式会社」

今回のかたらんね中継は八代市にあります『コバシ株式会社 』の段ボール工場からお送りしていきます! 我々の周りにはたくさんの機械が並んでいて、かなりスゴイ音が鳴り響いています!昨今の世界情勢から、段ボール業界もかなり苦しいそうなんです。詳しい話をお伺いしましょう。コバシ株式会社の石坂さんです。宜しくお願いします。早速ですが、コバシ株式会社とはどんな会社なのでしょうか?

『我々は昭和30年の創立以来、段ボール製造を中心にさまざまな紙器製品を提供してきました。現在は国内に6工場、それにタイにも工場を構え事業を展開しています。』

グローバルに活躍されているんですね!

『段ボールを中心とした総合物流事業を通じ、各地のネットワークを活かしながら、地域社会に貢献できる企業を目指して参ります。』

石坂さんの前向きな話し方から頑張っていらっしゃる事は分かるのですが、昨今の世界情勢はかなり痛手となっているのではないでしょうか?

『そうなんです。この工場だけで1日20万㎡・150トンの段ボールを製造しているのですが、材料が4月にキロ10円、今月はキロ15円値上がりし、値上げ前から考えると、月におよそ4500万高くなってしまいました。』

そんなに!?ということで緊急企画!『困っている段ボール業界を支えたい』~!! 段ボールの製造工程などを中継でご紹介して、視聴者の皆さんに段ボールのことを知って頂くことで、何らかの(?)足しになるのではないかという趣旨でやらせていただきます。

何らかの足しって…。

『それでは段ボールについて少しお話したいのですが、まず段ボ―ルは3枚の紙から出来ています。』

あ、そうなんですね!中に波上の紙が挟まれていることは知っていましたがしっかり見たことはありませんでした。このギザギザはどうやって作るんですか?

『こちらに来て下さい。』

うわ!これは何ですか?

『このギアのような車輪の間を紙が通過することでこのようなギザギザの形状を作ります、この波型が階段状に見えることから段ボールと呼ばれるようになりました。段ボールのボールは素材の『ボール紙』から取ったと言われています。』

それでは製造の工程を見せて頂きます!

『はい。まず製造はコルゲートマシンという機械を通して作られるのですが、この機械に紙を通すことで、カット、段繰り、張り合わせなどすべての作業を自動的に済ませ、最後 段ボールとなって出て来ます。』

すごいですね! では見せて下さい!

『はい。こちらの工程では箱の裏になる面と、中芯と呼ばれるこの部分を張り合わせる工程です。ここで中芯を型に通し、ギザギザにした後で接着剤で張り合わせます。』

すごいですね~。あ、ホントだ!もうダンボールになって出てきた!

『このような作業でサイズや量に合わせて機械に打ち込むことで自動的に段ボールを製造しています。』

すごいですね!さあ続いては、段ボールを使った箱以外の製品をご紹介いたします!石坂さん、後ろの機械は何ですか?

『段ボールに色を付ける機械です。今から出てきますよ!』

うわ~スゴイ! そしてそして、お次はというと…、梱包材以外の段ボール製品がありますよ!

『まずは先ほどご紹介したアシートですね。そのお隣は今や必需品となったパーテーションなどもありますね。そして後ろには『段ボールベッド』がデデーンと控えています!』

ちょっと寝てみますね…うわ!なかなか寝心地いい!

『令和2年7月豪雨の時もこの工場から被災地に届けました。』

困っている人たちのためにも尽力なさっているわけですね!それでは場所の紹介です。コバシ株式会社九州事業本部は八代市にございます。熊本市中心部からですと、国道3号線を下り県道336号線に入ってください。途中で県道42号線に入り、しばらく進むと左側にございます。

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