鬼取材の裏側(2日目)
翌朝。地酒の余韻に浸りながら奈良市内の唐招提寺へ。
特別な許可をいただき、しゃちほこの原型となった
「鴟尾(しび)」を取材します。魚や鳥の尾をかたどった、とも言われてます。
ちなみに金堂(建物)も、含めて「国宝」!8世紀・飛鳥時代のものですからね。
(8世紀の鴟尾は新宝蔵という別棟で期間限定公開中。見られてラッキー!)
本当はカメラNGに近いくらいの規制があるんですが、
「熊本の皆さんに見ていただけるなら。」とお寺側から特別な配慮をいただきました。
美しいものを撮るのが得意な森﨑カメラマンもさすがに緊張の様子。
汗びっしょりになって撮影してくれました。
例によって番組予算が少ないもので、カメラアシスタントも兼。
小学校の遠足以来やな、奈良公園。街中に普通にシカがいます。
弾丸ツアーで、わがふるさとを通り越し・・・。
熊本城と並ぶ名城、姫路城へ。しゃちほこがデカイ!
平成の大修理を終えた直後は「白過ぎ城」なんて呼ばれてましたが、
いまは白色もやや落ち着いてまさに「白鷺城」の風格。
姫路のしゃちほこは2メートル近くあって、重さは約200キロ。熊本城のものより一回り大きいんです。
レプリカの背中はジョイントでがっちり止めてあるんですよ。
ここからも大きさがわかります。
しゃちほこの先に城が見える絶好のスポット。
生まれ変わるはずの熊本城にも、こんな場所ができるといいなぁ・・・。
さて次回は、取材途中に味わった奈良の麺事情をお伝えします(笑)