2017年10月の一覧
甲子園としゃちほこに全力投球したせいで、夏休みをとり逃し・・・。
ようやくまとまった時間が確保できたので、旅に出ます。
いつも取材でいっぱい出張させていただいてるのですが。
関東方面にぶらり旅予定。
昼間から列車でビールにワイナリーめぐり。
考えただけで二日酔いです(笑)お世話になった方にも会えるかな。
いまから荷造りして、8時ちょうどのあずさ2号ならぬ九州新幹線で出かけよう。
来週からフルパワーで稼動するために、命の洗濯してきます。
おがっち、広崎みささんと共演させていただきました。
すごい異色のトリオです。ふだん担当してる番組が正反対なので(笑)
2019年に熊本で開かれる女子ハンドの世界選手権と
熊本も開催地の一つ、ラグビーワールドカップを盛り上げようというこの企画。
番組中では、TKUチームがハンドボールの強豪・大同特殊鋼の選手たちとガチで対決。
元代表の千々波英明選手からパスを受けた私がゴールに向かって・・・。
続きは番組でお楽しみください。
(これ、感動なんですよ。サッカーで言うと、
中村俊輔選手からラストパス受けるみたいな感じ。)
県民スポーツの日「ふれあいスポーツ」
COUNT DOWN!2019 世界選手権&ワールドカップ
10月28日(土)10:35~TKU8チャンネルです。
いよいよ、この日がやってきました。
ドラフト会議!未来のスターたちが人生の行方を左右される日です。
ちなみに「西村勇気 外野手 TKU」といつ指名されてもいいように、
体も作ってるんですが、毎年取材です・・・(笑)
昨夜、有力選手のお父さんと電話で話したら
「眠れない・・・。」とポツリ。
野球人口の中で指名されるのは約80人前後。(育成除く)
東大入るより確実に難しいです!
選手本人もそうですが、親心も大変なんですよね。
写真は去年SBホークス3位の九鬼隆平選手(秀岳館)
ずっと取材させてもらい彼の頑張りを見てきた分、
指名の瞬間は私も思わず涙ぐんでしまいました。(もはや父親の目線)
ことしは2軍戦でホームランを打ったりと、着実に成長しています。
九鬼君に続き、熊本から一人でも多く夢の舞台を駆け上がれますように!
では、取材に行ってきます。
一応、各球団のスカウト担当の方へ。
西村の携帯番号はTKU本社にご確認ください。
嫁に相談しますが、育成は避けていただければ(笑)
「色診断」していただきました。
とある関連で、高名な美容師さんとお会いする機会があり・・・
瞳や肌の色から、「似合う色」を探し当てます。
で、結果は左下の「ソフィスティケート」 どんな意味だっけ?
大辞泉によると・・・
「 ソフィスティケート《「ソフィスティケイト」とも》
趣味、考え、態度などが都会的に洗練されていること。」
そうなのか?性格・嗜好とは関係ないようです(笑)
兎にも角にも、野球で焼けてる分、淡い色は似合わないようで。
クールビズが終わってしまった社内でのネクタイ選びの参考にしよっと。
TKUの日に多くのご来場をいただき本当に
ありがとうございました!
今回TKUの日では初めての企画「こどもアナウンス部」の
ディレクター兼リポーター兼初代校長を担当しました(笑)
4年生~5年生の子どもたち。トレーニング中は大はしゃぎで
最初はどうなることかと思ったけれど・・・。
本番は一回もかまず、よどみなく。完璧だったね。
よく頑張りました。先生うれしい!
子どもに教える中で、自分が新人の頃を思い出しました。
それはそれは厳しいもので・・・(遠い目)
でもそのおかげで今があるし、当時の先輩の教えが実感できます。
(今でもその実況アナウンサーは心から尊敬しています。)
選挙も終わったし、初心に帰って
さぁきょうからまた頑張りましょうか!
行列のできる奈良のラーメン屋。
塩ベースの鶏そば。プツンと噛み切れる麺にあっさりもコクある出汁が絡んで。
さすが、どこかから表彰状もらうだけのことはある・・・
んん???
ええと、どこかで見たマスコットが・・・
何と熊本で行われたTKU主催のラーメン選手権に
出店いただいたそうな!しかも3位入賞店!まさか一軒目でこんなミラクルが起こるとは・・・。
道理で取材も上手くいくわけですね。賞状飾っていただきありがとうございます。
本当に仕込じゃないですよ。ただ美味い麺を求めてたどり着いただけ(笑)
遠く奈良から本当にありがとうございます。うれしいからここだけ名前だしちゃおう。
麺屋 NOROMA(ノロマ)
奈良市南京終町3-1531
月末日の夜だけ定休だそうです。
そのほか、濃厚付け麺なども堪能!(ドンだけ食うんだ)
昼食は私の独断にて麺で統一し、取材のほかに体にも実りの多い出張でした。
翌朝。地酒の余韻に浸りながら奈良市内の唐招提寺へ。
特別な許可をいただき、しゃちほこの原型となった
「鴟尾(しび)」を取材します。魚や鳥の尾をかたどった、とも言われてます。
ちなみに金堂(建物)も、含めて「国宝」!8世紀・飛鳥時代のものですからね。
(8世紀の鴟尾は新宝蔵という別棟で期間限定公開中。見られてラッキー!)
本当はカメラNGに近いくらいの規制があるんですが、
「熊本の皆さんに見ていただけるなら。」とお寺側から特別な配慮をいただきました。
美しいものを撮るのが得意な森﨑カメラマンもさすがに緊張の様子。
汗びっしょりになって撮影してくれました。
例によって番組予算が少ないもので、カメラアシスタントも兼。
小学校の遠足以来やな、奈良公園。街中に普通にシカがいます。
弾丸ツアーで、わがふるさとを通り越し・・・。
熊本城と並ぶ名城、姫路城へ。しゃちほこがデカイ!
平成の大修理を終えた直後は「白過ぎ城」なんて呼ばれてましたが、
いまは白色もやや落ち着いてまさに「白鷺城」の風格。
姫路のしゃちほこは2メートル近くあって、重さは約200キロ。熊本城のものより一回り大きいんです。
レプリカの背中はジョイントでがっちり止めてあるんですよ。
ここからも大きさがわかります。
しゃちほこの先に城が見える絶好のスポット。
生まれ変わるはずの熊本城にも、こんな場所ができるといいなぁ・・・。
さて次回は、取材途中に味わった奈良の麺事情をお伝えします(笑)
昭和35年・熊本城再建時にしゃちほこを手がけた鬼師が
「奈良で健在だ!」
その情報をつかんだのは
9月1日(金)のことでした。(by取材ノート←この辺バタバタしすぎて記憶なし)
そもそも、今回の取材で一番困ったのが情報の裏取り。
だいたい学識研究者のところにうかがうんですが、
熊本城の専門家はいらっしゃっても、「しゃちほこの専門家」が見当たらないんです。
各方面に一日何本・何時間電話をかけ続けたことか・・・。
しかしこの取材、ひとつ事実が明らかになるごとにそこからどんどん世界観が
広がっていきました。(わたしはこれを勝手に『わらしべ長者効果』と呼んでいます。)
刻一刻と明らかになる新事実。うれしかったですよ、だって熊本城調査研究センターの
方が「それ知らない・・・」って若干引いてましたから(笑)
誰も知らなかったことがザックザクです。
この時点で、初期の構成案はゴミ箱にポイ!
うれしいけど、イチからストーリー作り直しだこりゃ。
アポを取り、3日後には奈良に急行!老鬼師を訪ねて貴重なお話をうかがい。
(17歳からキャリア70年ですよ!)
さらに、「マジで!?」とひっくり返るような発見をして。
→本来博物館に展示されるようなしゃち〇こが、工房の〇〇に・・・
夢見心地で取材を終え、午後8時、憩いのひと時。
森崎カメラマンと杯を交わします。
海無し県なのに、なぜか魚が美味い~!あと、地酒も最高でした。満喫。
関西人でも用事がないとあんまり奈良って行かないんですが、
今回奈良の魅力を再発見できました。結局何杯飲んだっけ?(笑)
9月いっぱいかけてドキュメンタリーを制作しました。
舞台は熊本城に始まり、遠く離れた奈良県まで。甲子園から帰ってすぐ、また地元に行くとは・・・
歴史好きの森崎カメラマンが最初から最後まで取材に付き合ってくれました。
編集マンの可児さん、遅くまでありがとうございました。
同じく歴史大好き可児さんの魂の編集と
人生経験に裏打ちされたアドバイスなしでは、
番組が成り立ちませんでした。
熊本城天守閣を守ってきた歴代のしゃちほこたち。
時代を超えて2組の鬼師親子が織り成す職人魂の物語です。
ドキュメント九州「鬼の眼(まなざし)」
熊本県内では10月6日(金)25:50~
(要は7日(土)の午前1:50~)です。
https://www.tku.co.jp/pgm_info/oninomanazashi20171006/
深い時間で申し訳ありません。編成のT君、この枠何とかならないですか?(笑)
知られざるしゃちほこ秘話がいくつも出てきます。
皆様、好きなお酒でも傾けながら
「へ~っ」「ほーっ」って言いながらご覧いただければ幸いです。
私はすでに観賞用の日本酒とワインを買い込んできました。