木曜日といえばこのコーナー 中継

旬のお店、スポットを生中継!
担当 : 太田弘樹・緒方由美

葦北郡芦北町のJAあしきたゼリー加工場

はいは~い!きょうの中継は、葦北郡芦北町におじゃましていますよ~!設立して10周年をむかえました、JAあしきたゼリー加工場からお伝えします!私たちは、ご覧のように白衣を着まして、徹底した衛生管理のもと、特別に加工場の中に入らせてもらっています。もう本当に、日中は暑くなってきましたよね?そんなときにツルンと食べることができて、涼を感じられるもの…それがこちら「ゼリー」ですよね!カゴいっぱいに、ズラーッと並んでいます。詳しいお話を伺いましょう。JAあしきた農業協同組合 宮下 真明さんです。よろしくお願いします。こちら、どんな施設になりますか?

『2013年に県内で初めて、農協直営のゼリー加工場として建設されました。JAあしきた管内の特産物を使用したゼリー加工を行っており、1時間あたり4000個、年間150万個 製造しています。』

ということで、こちらで作られている商品を ご紹介していきましょう。まず「くまもとのデコポンゼリー」です。特長を教えてください。

『熊本県産デコポンの果汁、そして果肉をたっぷり使用しており、みずみずしさと爽やかな甘さが広がるゼリーです。』

お隣は「くまもとの甘夏KISS(キッス)」です。特長を教えてください。

『こちらも甘夏の果肉がゴロっと入り、香りもフレッシュな、発売当初から 変わらぬ味で愛され続けているロングセラー商品です。』

最後は「くまもとのみかんゼリー」です。特長を教えてください。

『小さいお子さんからご年配の方まで広く好まれる温州みかんのおいしさをギュッと詰め込んだゼリーです。甘酸っぱく濃厚で食感が心地よいゼリーがみかんのおいしさをさらに引き立てます。』

これら今、お中元用の製造のピークを迎えているそうです。もらったら嬉しいですよね!そして、宮下さん!きょうは、普段見ることができない、製造工程を見せていただけるということで…

『はい!「くまもとのデコポンゼリー」の製造の様子をご覧ください。』

まず、ベースとなるゼリー液を調合するんですよね。蒸気釜に、果汁・ゼリーの素となる粉・砂糖・水を加えて、蒸気で温めながら混ぜ合わせ、ゼリーの仕込みを行います。そして、この次の工程はカメラさんだけ潜入しております、こちらです!これは今、みなさん手作業で何をされているんですか?

『デコポンの果肉の選別をしています。1粒1粒 果肉に残ったスジや皮、種などを取り除いています。』

やはりこの繊細な作業は機械ではなく、熟練のスタッフさんによる手作業なんですよ!次の工程は?

『次は、ゼリーを充填していきます。』

ここからは、ほぼ自動で生産が始まるんですよね。こうやって、カップに、先ほど調合したゼリー液を入れたあと、選別した果肉を加えて、再びゼリー液を入れて、満注にします。フタをシールしてゼリーを密封し、その後、スチームで加熱殺菌し、冷水で冷やして固めます。最後に、水切りして表面を乾燥させ、金属の混入がないかどうか、重さは規定内かどうか、検査し、合格したものだけが、最後に賞味期限などの印字を受ける ということになります。

そして、私たちは「検品室」に移動してきました。こちらでも、皆さん何か一つひとつチェックされていますね?

『はい、最終的に私たち人間の目で出荷して問題ないか、しっかりと細かくチェックしています。フィルムのズレなどの外見や、ゼリー・果肉の内容物を確認しています。お取り寄せや お中元などの贈答用でお買い求めいただくことも多いので、私たちスタッフは、毎日 細心の注意を払って製造・検品しています!』

機械での製造技術にプラスして、やはり「人間でしかできない手作業」や「人の目で検査する」ということが大切なんですよね。横にいると、スタッフの人たちの真剣さ、ゼリーに対する愛もしっかり伝わってきます!

さあ、では、芦北の風を受けながら、この丁寧に丁寧に作られたゼリーをおいしく堪能したいと思います!JAあしきた農業協同組合 佐藤光美さんです。よろしくお願いします!きょうは佐藤さんに、さらにゼリーがおいしくなる食べ方、そしてアレンジレシピを伺いたいと思います。「くまもとのデコポンゼリー」「くまもとの甘夏KISS(キッス)」をご用意 頂いています。 このままでも本当に充分おいしいのですが、きょうは特別な食べ方も教えていただきます。まずは?

『まずは、特に これからの時期、ゼリーを冷凍して食べるという方 多いと思います。そこで、正しいゼリーの冷凍の仕方をお教えします!』

え!? そのまま冷凍するのではダメなんですか?』

『はい、ゼリーは水分が7割ほどありますので、凍らせると、水と同じように膨張します。カップの破裂の恐れもありますので、このように、フタをして密閉できる大きめの保存容器に移して、冷凍庫に入れるのがおすすめです。 今の時期だと、20~30分ほど室温で解凍すると、シャリシャリとしたシャーベットのような食感が楽しめます。「凍らせるのが面倒だ」という人は、ゼリーの上にクラッシュアイスを少々のせて食べるのもアリですよ。続いては、「デコポンゼリーの朝食パフェ」を作っていきます。 グラスに、ヨーグルト→ゼリー部分→シリアル→デコポン果肉部分を順に入れたら完成です。アイスクリームや生クリームを添えると、おやつにもピッタリだと思います。』

簡単ですから、お子さんといっしょに作ってみてください!続いては?

『「ソルティドッグ風 甘夏ゼリー 」を作っていきます。グラスの縁を水で湿らせて、皿に敷いた塩にグラスの縁をこすりつけます。ゼリーをグラスに入れ、ウォッカ・炭酸水を注ぎ、混ぜあわせたら完成です。』

ソルティドッグって、本来はグレープフルーツベースのカクテルですが、甘夏もピッタリなので、ぜひ、この大人のゼリーをお楽しみください!最後は?

『「ジュレ サラダ」を作ります。「くまもとのデコポンゼリー」「くまもとの甘夏KISS(キッス)」どちらでもOKです。ゼリーに、レモン汁・塩・黒こしょう・オリーブオイルを混ぜあわせて、サラダにかけたら完成です。』

いかがでしたか?芦北の恵みを感じられるJAあしきたのゼリー、そのままでも十分おいしいですし、こうやってアレンジしてもおいしくいただけるんですよ!

ぜひ遊びに来てくださいね!待ってま~す♪

道の駅 芦北でこぽん(ファーマーズマーケットでこぽん)
住所 葦北郡芦北町佐敷443
TEL 0966-82-2272(JAあしきた農業協同組合)
営業時間 9:00~19:00
定休日 1月1日~2日
駐車場 約220台
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