足手荒神 甲斐神社
熊本城マラソンまであと3日! この日のためにあらゆる物欲に負けず、ただ完走のみを目指して日々練習に励んできたランナー達が最後にたどり着く聖地! それが…足手荒神・甲斐神社!本日はそんな甲斐神社で年に一度の例祭が行われているということで中継では2018年以来6年振りにお邪魔しております。詳しい話をお伺いしましょう。 足手荒神の荒尾さんです。よろしくお願いします。あれ? 荒尾さんその格好は?
『実は私も熊本城マラソンに出場するんです!』
そうなんですね! では今日の中継もランナー目線で教えてくださいね!
『まかせてください!』
それでは毎回聞いているんですけど、この足手荒神・甲斐神社について教えてください。
『九州各地にあるんですが、こちらが総本社となっています。戦国時代の末期、肥後を治めていた佐々成政に反発し、民衆と共に一揆をおこした御船城城主の甲斐宗立が手足に致命的な傷を負い、この上六嘉に逃れ、地域住人に手当を受ける中、住民の献身的な思いやりに感激し、「わが亡き後はこのお礼に、この地にて手足の神になろう」と言い残し息を引き取ったと言われています。その日が2月15日とされ毎年 例大祭を開催しております。』
年に一度の例祭ということで、参拝にいらっしゃる方も多いのではないのでしょうか?
『そうなんですが、2020年に始まった新型コロナウイルスの影響で参拝客は大幅に減り、2月15日に集中していた参拝客も15日の前後に分散していらっしゃるようになりました。まずはこちらの本殿でお参りします。今日は例祭なので、宮司をしている私の弟が対応しております。』
え? 弟さん⁉ じゃあ荒尾さんはお兄さん、いやアンちゃんなんですね!さあ、お兄さん お次は?
『あちらの授与所で手形や足形に願いを書きます。』
さあ、書いた後はどうするのでしょうか?
『足なら足、手なら手の型でケガをした所や守りたい所をさすって頂き、あちらに奉納します。』
荒尾さん、手形や足形のご利益はどんなものがあるのでしょうか?
『ご利益は「手足の無病息災」「手足を使う車の運転」「手足を使う運動」「手足を使う作業、手足の美容、手足を使う芸術事」など限りがありません。他にも不要になったギブス、コルセット、松葉杖などの供養などもさせて頂いてます。』
話しているうちに奉納所に着きました!木型を見てみると、病気や手術の成功を願うものもありますね。これに願いを込めて、自分の体にさすってから奉納してくださいね。
さあ、道路に面した入口近くに移動して来ました! 荒尾さん、例大祭ということで出店もありますね!
『そうですね。一年の中でもこの日は一番賑やかになりますね。』
いろんなお店があるんですが、今回は参拝した後に買って帰りたい“嘉島の味”をご紹介いたします!嘉島町商工会の岡本さんです。よろしくお願いします。まずは何を紹介しましょうか?
『古閑畜産の「からしれんこん棒」です。続いては、居酒屋 勘吉が作っているホイップバターです。パンにつけてお召し上がりください!』
どちらもおいしそうですね!
絶品ですね!これで完走間違いなし!
是非参拝後に嘉島の絶品グルメをお土産に買って帰って下さい!それでは場所の紹介です!国道445号線をイオンモール熊本方面に向かいます。手前の交差点を曲がって農道を進み、六嘉郵便局を過ぎたら左に曲がってしばらく進むと右にあります。
ぜひお越しください。待ってま~す。




