広島取材を終えて
広島の土砂災害で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。
被災地が一日も早く復興し、穏やかな生活が訪れることをお祈りいたします。
昨日、スーパーニュースで現地取材の映像も交え「予防的避難」の特集を放送しました。
真っ暗闇の中土砂に襲われた住民の方の恐怖を思うと胸が痛みます。
自動車以上の大きさの岩石、流された家屋。現場を歩くと、
「テレビの映像ですら、すべてを伝えられていないのではないか」
そう思うほどの惨状でした。
災害が起こるのを予測するのは本当に難しいですが、報道に携わる者として
何ができるかを考え続けていきます。
ひとつ救いだったのは、直後に若いボランティアの方が駆けつけていたこと。
話を聞くと「生まれ育った町のピンチだから。」と、県内各地から
帰ってこられたとのこと。
このような気持ちを持った人たちがそばにいてくれる限り、
「いつかこの地区は必ず立ち上がれる。」
そう確信しながら広島を離れました。