木曜日といえばこのコーナー くまモンとかたらんね

全国から大注目! 県内各地でくまモンが大暴れ!?
担当 : くまモン ©2010 熊本県 くまモン

熊本市北区龍田の「代継宮」からです。

初詣の方、そして仕事始めのお参りの方が多くいらっしゃってますよ!今回は、くまモンは県庁の仕事始め式に出席で来れないという事で、ぶたモンと一緒に中継しますよ!今年最初の中継を、なぜ代継宮から行うかというと、鳥居が新しいんです!実は鳥居は地震の時に倒れてしまったんです。そして地震からおよそ1年たった去年の5月に新しく作られました。

地震からおよそ1年9ヶ月、いろんな所で復興が進んでいますが、この代継宮もまさに復興途中、被災者と共に頑張っている神社のひとつなんです。今年、最初の中継はやはり地震からの復興を念頭に!と言う思いを込めて、この代継宮にしました!代継宮禰宜の漆島典和さんにお話しをお聞きします。

『片足の一部だけ残った鳥居。その一部を残して残りの部分を作りなおしました。本殿も被災しましたが、昨年末にようやく修理が完了しました。地震の時は、境内には車中泊の皆さんが多くいらっしゃって、周辺地区は断水が続きましたが、敷地内の井戸はかれなかったので地域の方の生活用水として使っていただきました。』

さて、この代継宮、一般的な家内安全、商売繁盛、地震復興などを初詣でお願いする方は多いのですが、他に「縁」に関するお願いをする場所が代継宮にあるんです。コチラの天ノ浮橋(アマノウキハシ)です。「縁」の中でも「良縁」つまり出会いを希望される方は、橋の右側から出会いの願いを祈願しながら渡ります、逆に「悪縁」を切りたいと願う方は、橋の左側から別れの願いを祈願しながら渡ります。また、カップルでの「縁結び」を願う方は、男性は左側から、女性は右側から橋を渡り、橋の中央で一緒に本殿に向かって縁結びを祈願すると成就すると言われています。これから初詣に行くという方は、ぜひ代継宮に来られて、縁に関するお願い事もしてみませんか?

さあ、こちらは代継太鼓の演奏です。代継太鼓保存会代表の上野英樹さんです。『代継太鼓は、1778年に熊本県、当時の肥後藩で大火事があって代継宮を含め町中が焼け落ちてしまったんです。さらに同じ頃、病気もはやり、地域の皆さんが苦しんでいました。そんな時、時の藩主 細川重賢公が太鼓の響きでみんなで元気になって頑張ろうと代継宮に代継太鼓を奉納したんです。すると、庶民の心が一体となり、皆で共に頑張ろうと言う気運が高まり皆さんが幸せを取り戻したと言われています。』となると、熊本地震から復興を頑張っている熊本の今にピッタリの太鼓ですね!

一般的な初詣だけでなく、良縁成就に悪縁切りの橋もあります。みなさん是非いらして下さい。

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