木曜日といえばこのコーナー くまモンとかたらんね

全国から大注目! 県内各地でくまモンが大暴れ!?
担当 : くまモン ©2010 熊本県 くまモン

2018年10月の一覧

今日は、菊池郡大津町大津からです!大津と言えば、今の時季は「からいも」ですよね!今日は年に1回の恒例行事ということで幼稚園のみんながからいも堀りに来ていますよ~。生産者の本田さんと、からいもくんです♪ 生産者の本田さんにお話しを伺います。こちらでは何の品種のからいもを育てているんですか?

『こちらは「紅はるか」という品種です。からいもの中でも糖分が高く、しっとりしているのが特徴です。「紅はるか」の一番美味しい食べ方は、甘みがしっかりしているので、「焼き芋」がオススメです。家庭でからいもを調理するときは、オーブントースターや蒸し器を使うと思いますが、今回は最も簡単で時間がかからない電子レンジを使った作り方をご紹介します。
(1)まずは、からいもをよく洗い、濡れたまま新聞紙で包む
(2)電子レンジで約3分間(細いもので約2分間)加熱します。
これでやわらかい焼き芋が出来上がりです。ただしこれだけでは甘みがありません!甘くて美味しい焼き芋といえばやっぱり「石焼き芋」なんですが、石焼き芋は70度前後の熱でじっくり焼き上げられているんです。それによってからいものデンプンが甘い麦芽糖に変わります。からいもを70度に加熱する方法が電子レンジの「解凍モード」です!
(3)先程のからいもをそのままの状態で、レンジの解凍を10分する
これによって甘さが引き出され、石焼き芋のような甘い焼き芋が出来上がります!!なお、からいもの大きさによってはまだ固い場合があるので、その時は、電子レンジで1~2分再加熱して様子を見てください。』

トースターやオーブンだと40分~1時間くらいかかりますが、電子レンジだとわずか15分ほどで甘い焼き芋ができますね!
さて、ここからは、大津町役場の川辺さんにお話しをお伺いします。では、大津町オススメの料理をご紹介して頂きます!今回紹介してくださる料理はどんな料理ですか?

『毎年、大津町にて行われます「からいもフェスティバル」で、料理コンテストの部門で過去にグランプリを獲得した「からいものオータムサンド」を作ります!まずは材料です。
〇輪切りにしたからいも
〇みじん切りにしたニンジン・レンコン・たくあん・ちりめんじゃこ
〇天ぷら粉…25g、牛乳…15g、塩…小さじ1、砂糖…小さじ1
〇天ぷら粉…25g、水…50g、揚げ油…適量
(1)みじん切りにした材料と天ぷら粉・牛乳・塩・砂糖を混ぜていきます。この間にからいもを輪切りにして、水にさらしてアクを抜いておきます。
(2)具材をからいもではさみ、衣をつけて揚げていきます。
これで出来上がりです!』

11月11日(日)には「からいもフェスティバル」が開催されいます! また、大津のからいもを食べたい方は、「大津とれたて市場」で購入できます。お取り寄せもできますので、ご注文ください!

からいもフェスティバル2018
日時 11月11日(日)10:00~15:30
場所 本田技研工業 熊本製作所 総合グラウンド
備考 いもほり体験やその他イベント盛りだくさん!
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大津とれたて市場
住所 菊池郡大津町大津1271-1
TEL 096-293-3294
営業時間 8:30~18:00
定休日 年末年始
駐車場 50台
備考 大津産からいも「紅はるか」5kg 1,700円
送料別途・地方発送承ります。
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今回は、合志市幾久富にあります、これから旬を迎える「ほうれん草」を栽培しているビニールハウスからです!何やら熊本でここだけしかないという特別なものらしいんですよ!何が特別なのか、生産者の松崎さんにお話しをお聞きしましょう。

『ここには10棟ですが、七城町や植木町など県内におよそ100棟のビニールハウスを持っています。年間7トン栽培しています。』

こちらのビニールハウスは、何やら最新の設備が搭載されているんですよね? おお!!霧が!!これは何ですか?

『これは気化熱の原理で、霧状にして噴射した水がほうれん草の熱を奪い、生育に適した温度を保ってくれるんです。合志市の土壌はほとんど火山灰土で、水が抜けやすいのですが、これで最適な温度と水分を与えられます。水の量も、最初に機械に打ち込んだらあとは自動で出してくれます。この設備のおかげで質の良いほうれん草が一年中作れるようになりました。品種はミラージュという一般的なものです。熊本の平野部で一年中ほうれん草が作れるのはこの設備を持っているウチだけなんですよ。ウチで作っているほうれん草は生でも美味しく食べられます。また、土壌に合わせた“こだわりの肥料”を使っています。徹底した温度や湿度の管理も味に影響してきます。』

生でも美味しいこのほうれん草をさらに美味しくする調理方法を教えて頂きましょう♪

『はい。まずは生の味を生かしたサラダです。材料はほうれん草とオリーブオイル、そして塩です。まずは、ほうれん草を適当なサイズにちぎって、オリーブオイルとあえます。そして塩を振りかけたら完成です!次は、ほうれん草のベーコン炒めです。材料は、ベーコン、ほうれん草、塩コショウです。まずは、フライパンでベーコンを炒めて脂を出します。そこにほうれん草を入れて、塩コショウをしてサッと炒めたら出来上がりです!』

いや~本当に美味しいほうれん草ですね。しかし、松崎さんはなぜほうれん草作りにこだわっていらっしゃるんですか?

『県内のほうれん草の生産量は年々減ってきており、平成元年のおよそ3割程度になってしまいました。その背景にはほうれん草の管理の難しさからやめられる場合や、高齢化による生産者の廃業など様々です。そのおかげで近年ほうれん草の値段は高騰しています。その現状を打開したくて、安定供給できる設備を用いて、ほうれん草の栽培を始めました。』

ちなみに、こちらのほうれん草は市場の3分の2程度の値段で出されているそうですよ!
販売している場所はコッコファームたまご庵になります。

今日は、合志市野々島にある畑にお邪魔しています! 今日のくまモンの服装は…そう、10月と言えばハロウィン!ですよね。そしてハロウィンのシンボルと言えば…、カボチャが思い浮かびますが、今日はそのイメージをくつがえすものをご紹介しますよ!!ではハウスの中に入っていきましょう。ご覧ください!!ツルで分かったらたいしたもんですよ!! そう、スイカです!熊本はスイカの名産地と呼ばれていますが、通常春~初夏に収穫されるスイカが熊本では一般的ですが、これは全国的にも非常に珍しいです。基本的に10月しか販売されないことからこのスイカを「ハロウィンスイカ」と名付けたそうですよ! 詳しいお話を生産者の幸恵さんにお伺いしましょう。実は、幸恵さんには春のスイカでもご出演いただき、今回2回目です。よろしくお願いします。

『スイカと言うと植木をイメージしますが、合志市も植木のスイカと同じくらいの歴史を持つ、昔からスイカの栽培が盛んな産地で、合志市の特産品でもあるんですよ。なぜ秋にスイカを作り始めたかといいますと、生産者さんはこのようなハウスで秋は何も育てていなかったので、それではもったいないという事で、秋にもスイカを作ろう!ということになり、JAきくちのスイカ部会と合志市の生産者さんが手をとってこのプロジェクトを開始しました。秋のスイカは、台風の被害を受けやすい10月に収穫するためこれまで栽培していなかったのですが、熊本はスイカの名産地!あえて高い技術を要する秋スイカに挑戦してさらにスイカの名産地として知名度を上げたい!と思っています。今回このスイカを作るにあたって耐光性ハウスと言って、ハウスの骨組みにより太いパイプを使うことで強度をあげました。台風に強いハウスを作ることでこのハロウィンスイカを作ることに成功しました!!』

実は、このハロウィンスイカ。秋のスイカであればハロウィンスイカになるという訳ではなくて、こちらの四か条というものがあるんですよ!
・糖度11度以上のスイカであること
・10月中に販売できるスイカであること
・ハロウィンの時季に地域の子供たちにスイカを振る舞うことを約束すること
・種が気にならないスイカであること
今回このハロウィンスイカとして作ったのは種が少ない「ひときわ」という品種のスイカです。春のスイカと秋のスイカは味の違いってあるんですか?

『はい、春のスイカはシャリ感がつよく、歯ごたえがありますが、秋のスイカは、繊維が細かく舌触りがなめらかなのが特徴です。』

このハロウィンスイカを作っている生産者さんは、幸恵さんを含め4人!今年は全部で2500玉の収穫を予定されているそうです。しかも、2500玉のうち2000玉は東京青果市場に卸して、そこから全国へと数量限定で販売されます。なんと1玉8000円で販売される予定だそうです。すごかですねー。熊本のスイカは関東ではそれだけ貴重で高級なんですよ!残りの500玉は県内で販売されます。熊本では1玉4000円で販売予定ということで、関東に比べると半額ですよ!熊本に生まれて良かったーーー!!
このハロウィンスイカは、主に合志市のクラッシーノマルシェで、来週月曜日の15日から販売予定です。現在予約も受付中ですよ!そして14日(日)はカントリーパークでこのハロウィンスイカのPRイベントも行われます。スイカの試食はもちろん、限定15玉が販売される予定です。ぜひこの珍しいスイカを食べて欲しいですね!!

今回は、阿蘇郡西原村にあります、らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場からです!秋も深まってきたという事で、毎年この時期に行われるという恒例行事「コスモス&大収穫祭」についてお話を伺います。阿蘇ミルク牧場の宮崎さんです。

『今月6日、7日、8日に行うコスモス&大収穫祭ですが、毎年10月から咲き始める、およそ150万本のコスモスが見どころのひとつになっているのですが、…今年はまだまだなんです。例年より少し遅いので、満開は今月中旬くらいになりそうです。あと数日で少しは咲いている花も増えてくれると思いますので、大収穫祭は予定通り行いますよ!
では、阿蘇ミルク牧場のご紹介をさせていただきます。阿蘇ミルク牧場は、およそ33万平方メートルの敷地に乳牛やヤギ、ヒツジなどおよそ300頭の動物たちが暮らしています。園内では、動物とのふれあい体験や動物のわくわくレース、乳しぼり体験や乗馬体験の他、アイスづくり体験やスイートポテトづくり体験といった様々な体験を通して酪農文化を少しでも理解して頂く活動を行っております。』

さぁ、こちらの畑では、大収穫祭の3日間「からいもフラッグ」というイベントが行われますよ!「からいもフラッグ」とはどんなイベントなんでしょうか?

『「からいもフラッグ」とは、このフカフカに耕した畑を数人で走り抜け、あちらのサツマイモをとった人が勝ちという、ビーチフラッグのような競技で、毎年子供から大人まで大人気のイベントです。子供の部に加え、大人の部とあるんですが、みなさん童心にかえったように泥んこになってはしゃいで帰られるんですよ!!開催時間も午後2時からと、参加しやすい時間ですので、是非たくさんの方に来て頂きたいと思っています。その他、牧場のチーズやらくのうマザーズの新商品などの景品がもらえる「牧場の秋〇×クイズ」や、土の中に隠されたサツマイモを見つけ出す「宝イモ堀り」、用意された袋を1000円で購入して頂き、畑のサツマイモを詰め放題で持って帰っていただく「秋の収穫体験」など、様々なイベントをご用意しております。また、新作グルメもたくさんありますよ! 「手作りパン工房」の新作で、ショコラケーキ、チーズケーキ、お芋のデニッシュです。他にもおいしいものをたくさん用意しているので、是非阿蘇ミルク牧場にお越しください!お待ちしています!!』

らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場
住所 阿蘇郡西原村河原3944-1
TEL 096-292-2100
営業時間 10:00~17:00
定休日 11月までは休みなし(12月の毎週木曜、12月31日、1月1日、1月7日からの平日、2月からは毎週木曜)
駐車場 1000台
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