あの日をありのまま。
TKUで働く人間は、他の職種と同じく
自宅や家族・親類が被災しながらも
発災直後から仕事に直行せざるを得ませんでした。
その記憶を忘れぬうちに、ほぼ全員が手記を書きました。
全てではありませんが、その手記を読み解き
今後に役立てる作業をしていて思います。
「あのAD、なんていい文章書くんだろ」
「なんという繊細な心情表現」
箇条書きで断片的でも、ぐぐっとくる手記。
「装飾語が…小説みたいに多いよ」もありますが
初見で涙にじむ手記も。
いいこと書こうとか何も考えずに、
記憶と気持ちを綴った文字の迫力ってあります。
メディアで働く人間の震災。
貴重な証言をまとめ、同業の仲間に伝えるミッションです。