2017年06月の一覧
保育園の不審者訓練。
右から2番目のお巡りさんが不審者役なのに
とりあえず見てくれが不審なので
ネットランチャーを打たれ確保されたのは
人吉担当カメラマン
通称・年とったジョニーデップ。
カメラごと網にかかり捕まりました。
保育士さんに囲まれ
じゃれるオヤジ…にも見えます
他社新人さんたちと、某官舎にて。
缶ビールと缶詰めをコンビニ調達。
「あの議員より激しい人いますよね」がメインテーマ。
確かに、とにかくギャーギャーわめく糸切れ凧は
どこの業界にもいます。
ネチネチより褒めていいとこ伸ばす=仕事好きになる。
もう「俺たちもそういう風に育てられた」は通じない時代。
これは官舎の主も同じらしく、
「俺たちの時代はなぁ」では新人潰れると嘆き。
「明日も元気よくのびのび取材しましょう」な
時代なのです。
阿蘇地域で甚大な被害を出した
九州北部豪雨から間もなく5年。
自宅を失い復興した被災者のおじちゃんを
発災後から毎年訪ねていました。
今年もそろそろ行こうかなと思った矢先、
届いたのは訃報。やっと落ち着いたのに。
毎回訪ねると、漬け物や野菜を振る舞って頂き、
孫や地域の近況を話してくれました。
ゆっくりゆっくり、向き合ってきた人がいます。
事件で最愛の我が子を奪われた親。
災害で大切な家族を失った遺族。
事故と呼ぶにはあまりにも
理不尽な状況で伴侶を失った遺族。
復興を遂げようと懸命に笑う被災者。
取材を越えて付き合う人がいます。
「いつまでも見てますから、
ずっと会いにきますから」と寄り添うものの、
その本人が亡くなったという一報は実に辛いです。
時間を置いて、まだまだじっくり聞きたい話がありました。
だから、思います。
「そろそろ会いにいかないと」と思ったら
すぐに会いに行かないとダメだと。
マイクを持ってるらしいプレゼント。
九州北部豪雨取材の最中に生まれた次女も
間もなく5歳です。
熊本から阿蘇方面に電気を送る送電網、黒川一の宮線。
土砂崩壊から1年以上が過ぎ、
2年かかるところを、8ヶ月で復旧しました。
新しい鉄塔を取材に行きました。
?はるか空の上でイモムシみたいにうごめく姿…
高さ60メートルにぶら下がる送電マン。
おいおい、命綱切れたら谷底だこれ。
ありがとう。本当にありがとうございます。
命懸ける仕事って、こういう仕事もある。
羨ましい。誇りに思いますよ、家族は。
かたや「番組作る度に飲みに行きやがって」と
鬼嫁にケチョンケチョンにやられる自分は…。
せめて、被災した人々の痛みを伝え続けたい。
父の日を前に、娘が似顔絵のしおりをくれた。
で、鬼嫁は満面の笑みで
無造作にくまモンのネクタイをくれた。
前にもらったネクタイと全く同じ柄の同じ物を。
「ありがとう、2本ほしかったんだ」と言うべきか。
いや、そんなことない。
適当に選びやがっ…いや、受けとる。。
久々にお巡りさん元職or現職飲み。
話題は仮設住宅での孤独死。
要するに誰にも看取られない最期。
被災地の課題として取材すると、
なんだか「コミュニティ作りが急務」とか
「孤立化を防げ」みたいな論調になります。
しかし、検視を担当した経験をお持ちのお巡りさん曰く
「いやいや、地震前から独り暮らしの変死なんて
多いと日に5~6あるとばい?腐敗したご遺体があると。
時間が経ちすぎた仏さん。これが孤独死よ。
それが仮設住宅だったら死んでホヤホヤでも
孤独死て騒いで行政に
『防げませんでしたか?』て問うお前たちはおかしかぞ
これまで孤独死した人ば見れ!馬鹿が」。
分かる。なるほど。さ、現場に戻ります。
『私は私を全うする~佐々木ばあちゃんの熊本地震~』
無事にOAが終わり、リハビリ的な休息もたっぷりとり、
久々に家族サービスができる休日が熊本家にやってきました。
さぁどうする?どこ遊び行く?
「よし、佐々木ばあちゃんちに行こう!」
かくしてチビちゃん3人と鬼嫁を引き連れ、
番組の報告を兼ね佐々木ばあちゃんちへ。
ばあちゃんは「去年の今ごろはまだテントでねえ」などと
人生論と地震からの歩みを3歳児と4歳児へ語り継ごうとしますが
やつらはプリンを食べるのに夢中で聞いちゃいません。
そこで佐々木さんのとった作戦は
新築に伴い導入したお掃除ロボットでやつらの気を引く作戦。
「このボタンを押すと勝手に出発してだねぇ・・・」と
84歳が3歳児と4歳児にお掃除ロボットの使い方と利点を説明するシュールな画。
「おぉーーーすごーい!」。そら子供は喜びますよね。
チビたちは室内のゴミを拾い、ロボットの進路にゴミをまくという
よくわからない遊びを始めてしまいました。
ドキュメンタリー制作に約1ヶ月どっぷり。
虚脱感というか…作った番組見る力もゼロ。
いきなり現場に戻る気力体力も果てました。
本日は久々に昼まで爆睡&ゴロゴロし、
近所のラーメン屋さんでチャーシュー麺をすすり
制作中は読む気力もなかった活字の仕入れに行き、
休み2日分を手当たり次第に10分ほどで漁り、
整体に行っておかしい体とアタマをほぐし
ニュースを見ながら缶ビール片手に活字注入。
明日まで心と体のリハビリに励みます。