我ら記者の巣、編集室がちょいとリニューアル。
部屋は変わらないのですが、
この10年で配置される機材の数は少なくなり、
更新するごとにすっきりシンプルになっていきます。
ぱっと見は株のトレーダーか
ちょっとパソコン好きなパパの書斎のようになりました。

編集中のストレスを軽減させるため、
それぞれが好きな壁紙が張られる予定で、
この部屋の壁は全面ヒョウ柄に

なりません。

個人的にはもっと機材びっしり！の雰囲気のほうが
なぜかテンションも上がるのですが…。
それだけ技術は進歩しているわけでして。

いくつか並ぶこの部屋で
悶絶、苦悩、取っ組み合いをしながら
皆様の元へ届けるニュースが生まれます。

泊まり勤務から一夜明け、
２匹のチビを初めての雪景色に放牧。
生まれて始めて目にする銀世界に
子供ははしゃがないことを学びました。

フリーズ。

「わいさーし」
「あい～たコラ…」
「こらどぉーし」

とは言いませんでしたが、そんな表情のフリーズです。

週末の大雪に備え
局の駐車場ではドライバーによる
チェーン装着訓練が行われています。

「こーの取説じゃわからんもん」と
とりあえず説明書が悪役になってます。

記者室が禁煙になってはや数年。
寒風吹き抜ける喫煙所にて、
ウンコ座りで200系を眺めて一服。

ドライバーさんに奮闘してもらい朝から追いかけたネタが…
見事に見当違いの空振りだったことにショげる夕刻。
空振りより怖いのは、振り出しに戻ること。
なんと無駄が多いことか。無駄足ばかりか。
記者なんざそんな仕事だよね…と自分で自分を慰めるときの虚しさたるや、もうその都度アタマクラクラになります(笑)。

もし、このブログを読んでいる方の中に将来記者になりたい青年がいれば、一言。
無駄で空振りで、なんにも結果が出なくて嫌みの100回言われても、
果敢に這いずり回る気力と情熱があっても、こんなに結果が実るとも限らない仕事はありません。

嫁に逃げられた父と２歳児、土曜日の夕刻ファミレスへ。
ん～、と悩んだ挙げ句大好物の枝豆にロックオン。

「お子さまランチも頼もうか？」
「お豆がいい」
「お子さまランチあるよ」
「お豆」

案の定、なんとも気まずい光景になる親子二人のテーブル。

オヤジはステーキ、隣で枝豆をムキムキしむさぼる幼児…。

受験勉強中のおねーちゃんから注がれるケーベツ視線に耐えきれず、
お子さまランチを追加したのでした。

今年もよろしくお願いいたします。

ナレーションブースにて初読みです。
なんだかアナウンサー界では
例えばデビューを「読み」ではなく「鳴き」、
つまり「初鳴き」という慣習があるようなので、鳴きと言わなきゃいけないようですが…ニワトリや猫ではないので「初読み」です(笑)。

昨年はニュースのナレ以外で、CMや番組含めてタイトル別で86本読ませて頂きました。（私、レギュラー番組のナレーションは持っとりません)

しかし自分でこれは！という読みは…残念ながらありません。引き出しも音色もマンネリです。

今年もテクテクと研鑽あるのみです。