熊本 竜太
TKUアナウンサー 熊本 竜太 Ryota Kumamoto

2020年10月の一覧

漂流。

エンジン水没不動の球磨村4分団、積載車。

詰所も被災しましたが、

行政消防ではできない救助を行いました。

そんな消防団に起きた奇跡のような話とは?

鋭意取材中。

惜別。

バタバタしてさよならも言えず

先月いっぱいで仲間が現場を去りました。

衛星に中継を飛ばすSNG中継車『TKU101』。

13年前の系列訓練で初めて仕事をし、

以来、事件事故水害地震と

「もうお前見たくない」という程

一緒に現場に行きました。

戦車です。

熊本地震が思い出深いかと思いきや、

手軽で小回りの効く中継機材の台頭で

年々と現場を一緒にすることも減りました。

しかし、中継した警察署、現場、エピソード

全部覚えてます。

他県の応援に何度もぶっ飛ばして行ったことも

現場で駐車場所を貸してくれた方々が

いろんな差し入れをくれたことも。

「よし来い!」と全国中継待ってたら

直前にうんともすんとも言わなくなって

車体を本気で蹴りたくなったことも(笑)。

それ、水の出ない消防車ですからね。

いろんなトラブルも、楽しい思い出はあるも、

コイツと出発つ現場にはやり甲斐があり

車列を組んで現場に向かうなんとも言えない感覚がありました。

それはそれは

不安や功名心が入り混ざったなんとも言えぬ感覚。

技術チームと協働して現場を乗り切る

なんとも言えない使命感と時にハッタリ。

中継技術を支えてくれた仲間=クルマです。

「道具を大事にしない奴に中継はさせない」

なんて当たり前に言われていた頃から

現場をニュースに送り続けてくれました。

本当にありがとうございました。

老後は中古車として旅立ち

パワフルな電源を武器に余生を過ごします。

私より先輩なので敬意を込めて

これからもご安全に!お疲れ様でした。

あ、愛してるよ。

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