熊本 竜太
TKUアナウンサー 熊本 竜太 Ryota Kumamoto

2016年12月の一覧

嫁入り。

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ドキュメンタリーのナレーション収録(尾谷アナ)を終え、
番組を無事に嫁入りさせました。

聴覚障害の方への字幕放送のデータを搬入し終了。
あぁすればこうすればより、
とりあえず「終わったー」のガックリ感。
これだけはなんとも言えない瞬間です。

年明けは熊本地震をテーマにもう一本作ります。
さぁ、年末特番に取りかかります。

何はともあれ、今夜は晩酌が旨い。。

備え。

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我々と同じく、非常時に初動が求められ方々を前に研修会。
とはいえディスカッション形式でのんびり。

①平時から現場でやれてること=災害時できること。普段から突発に率先しない時点でアウト。
②指揮官と平時から意志疎通を図れていない奴は使いづらい。
③人情。アナウンサー・記者たる前に人間であれ。

立場は違えども、大混乱に投入され「あったよね~!そういうこと」や
「いるよね~!そんな」などと盛り上がりました。

発表会。

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娘の幼稚園発表会。事前に家庭に配られた『発表会の配役について』。
せ◯らしい保護者対策文書の要旨です。

①お宅の子供から希望は取った。
②下稽古をやって、ふるいにかけた
③その上で子供たちと話し合いをした。
④しかし、希望通りにならない場合もある。

その上で、園長先生のまとめが秀逸。

「それでも納得いかんかもしれんが、
機会均等であり、こればかりは
民主主義社会の宿命みたいなもので
どうにもならん」。

いいぞ園長先生!もっとガツンと言ってやれ!大げさだけどステキ。

うちの子は「ブー」と鳴く豚役でしたが、誇らしげでした。

その昔、私もクリスマスイベントと勘違いしていました。神戸ルミナリエ。

阪神淡路大震災から22回目の鎮魂の灯。
点灯式で『しあわせ運べるように』を響かせるのは
みんなのニュースに熊本バージョンを届けてくれた
西灘小学校の子供たちと、作詞作曲を手掛けた臼井先生です。

ふるさとは負けない第82回。
神戸の皆さんが、熊本を案じるその声に、心震えました。
系列の関西テレビの仲間が届けてくれました。

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台本脱稿。後はナレーション入れのみとなり放送時間が決まりました。
熊本地震発生、最後の行方不明者となっていた大和晃さん(当時22歳)。行方不明から100日目、家族は自分たちの手で息子が乗っていた車を発見しました。『会いたい』という思いだけで。熊本では12月23日深夜2時10分、九州各県は追ってお知らせします。
http://www.tku.co.jp/web/document20161223

休息。

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ドキュメンタリー仕上げの佳境。
毎度の風景ですが、
「あれもしてやればよかった」と
我が子である作品に後悔しないように。

1人で作る訳ではないので、せめぎあい
ひしめき合い…まさに佳境です。

映像を組み上げ、台本を仕上げるのですが、
今日は休みなので、
昼間っから寅さんを見てビールを飲んで
子供たちと風呂に入りました。

さぁ書くぞ。

葛藤。

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「熊本さんに小国町の方から電話です」。
受付経由で受けたのは、
発生から1ヶ月後を取材した大火災の被災者。
「なぜ、あれから取材をしてくれない」。
寄り添い、声を拾うと約束したので、自分が悪いんです。
地震のような手当てもなく、命以外全てを失った男性。
ゆっくり話を聞きました。
「オレたちはおいちゃんの味方だから」
「ごめん、俺の言い方が悪かったな」。

忙しさを理由にはしたくない。
でも現場にはマメに行きたい。

「いつまでも電話してきてください」

それしか言えませんでした。

ふるさとは負けない81回は
STARDUST REVUE 根本要さん。
音楽モノは編集がノリノリです。

会いたい。

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熊本地震、最後の行方不明者の大学生。
来月放送のドキュメンタリーを制作中です。
ひよっこの記者と造る番組。小生意気で蹴たくりたくなりますが、
自分のドキュメンタリーデビュー戦を思い出します。

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