熊本 竜太
TKUアナウンサー 熊本 竜太 Ryota Kumamoto

花見日和。

オチも何もない日記です。

 

 

 

 

 

花に感動するようになったオッサン記者とカメラマン。

今日は2人で県内満開のサクラ撮影行脚。 

2人花博ですタイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて穏やかな1日でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九州写真記者協会の映像コンクールで

TKU撮影「エミューさん達の大脱走」が

「スクープ映像優秀賞」に選ばれました。

九州39のテレビ局が2021年に放送した

ニュースの中から優秀な映像を選ぶもので、

同じく優秀賞には福岡局の

「巨大トカゲ大捕物」が選出され

巨大生物の現場が2冠を獲る生き物レース。

NHKさん含めたニュースの運動会で、

「いち早くとりあえず現場へ」が実り嬉しいです。

一報から向かう途中は「エミューてなんだろか?」

Wikipediaで調べるアシスタント。

「ダチョウんごたやつです」

市役所に電話「何羽逃げたですか?」

「20羽以上は…」

デスクに電話「やびゃーですよ」

で、現着。

たまたま見かけた市役所の車の側に停車。

エミューおるし。

「おったぞオイ!!」という現場でした。

捕獲を撮った後は駐在さんのミニパト追跡。

ちなみに我々は2日で3匹に遭遇しビビりました。

経験に裏打ちされた嗅覚、先読み。

と締めたいとこですが、全てはまぐれな運です。

記者の証はガラケー。

テレビの人間がガラケー持ってると

「え〜!ガラケー!!」となる昨今。

電池の持ちの良さと堅牢さに救われ、

ささやかな抵抗を続けてきましたが、

通信サービスの変化に伴い

いよいよ取り上げられスマホになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

確かにアプリで文字のやり取りは増えました。

「今どき電話なんて」という声もあるでしょう。

我々は電話の声や単語の緊迫度で

現場や相手の現場判断力、

嘘かホントかを図っていたのかしれません。

指示や報告がサイレントになる。

報告は音声が基本…の時代が終わろとしてます。

10年。

編集中にふと落とした10年前のライブラリー映像。

見つけた30歳。毎日のように熊本地方裁判所。

裁判員裁判制度が始まり

県内で凶悪事件も相次ぎましたが充実してました。

各社仲いい司法担当のクラブで今も付き合いがあります。

昼休みは、もうなくなった裁判所食堂で

カレーかオムカレーを大盛りにするか中盛りか悩む。

「午後から居眠りするけん小盛りで!」とか。

法廷取材は時に睡魔との壮絶な闘いだったり。

身柄が解かれた判決前の被告人の皆さんと

これまた今は無くなった喫煙スペースでプカプカ。

ベンチ庭園で裁判所職員や弁護士、

さらに傍聴に来た捜査員、

記者や被告がプカプカする超絶カオスな空間。

「TKUさん、オレ何年くらいと思います?」

「なんばしなはったですか?」

「こっちです」と注射のポーズ。

奥さん「やめなっせ!話しかけなすな!

こん人たちはあーたんごたつは取材せん」

よく冷酷呼ばわりされてましたが、

裁判所の喫煙スペースは、

お隣の拘置所に面会に来た方々とも

なんだか一服しながら話がはずむ

正に人間交差点でした。

今は丸くなり肝っ玉も小さくなり

牙の抜けた虎呼ばわりもされますが

塀の向こう側かシャバか。

ギリギリを生きる方々と触れ合えたのは財産です。

なんてことを回顧した編集の切れ間。

11年。

第一陣で現地に派遣された東日本大震災から11年。

16回目の宮城入りは叶わず

今年は諸般の事情で行けません。

11年前に派遣された仙台放送さんの取材です。

節目だけに足を向けていた訳でもありません。

プライベートでも行くのは

ジャーナリストとしてのふるさとだからです。

11年心通わす人達と、また飲める日を待ちます。

「〇〇のじいちゃんが亡くなったよ」と

回覧板のような繋がりにどこか救われます。

「ほら、鎮魂の花火上がったよ。また来い」

担当した地域の被災者から写真が届きました。

熊本空港で航空事故調査官の出待ち。

本日ニュースのヘリはこっちじゃないけど

なかなか待ち時間も長くなり

お隣の格納庫へフェンス越しの気分転換。

リニューアルして熊本を空から守る

県警航空隊『おおあそ』に見惚れる。

おニューなEC135P3

薄暮の西の空に飛び立つ姿に手を振る。

カッコいいなぁ。

ふと振り返る。調査官の囲み取材始まってた。

あぁ。

 

隠す積ん読。

リビングテーブルの下に溜まり始めると怒られ。

でも10冊は溜まり過ぎ。

読む時間はたっぷりありますが

読みながらAmazonPrimeとか見出すので

流石に映画見ながら読むと読破率は下がり。

行きつけの書店主いわく

「本にも熟成期間があります」だそうです。

乱読。積ん読。

いつ読むかわからずも、手元に置きたい本を積む。

コロナ禍に感謝はしませんが

引きこもり活字の旅は続きます。

 

熊本市の児童相談所に

ランドセル5つが郵送で届き、

差出人は『緑色の伊達直人』。

同封の手紙には「大きくなったら同じように

子供達にランドセルを贈ってあげてね」

ギスギスしたニュースが特に多い最近の現場。

見渡せば「オレがオレが俺はね」と

日々、我が事しか考えきらん大人がワンサカ。

児童相談所に届けた伊達さんの思いは如何ほど崇高か。

だーから、手紙読んで涙ジワリ。

カメラマン「リポート撮る?」

今日はやめとくわ。

一生のうちに、こういうことをコソっとしたいですね。

また来てね。

時節柄と言うか仕方ないと言うか

学校取材に限らず、どこもかしこもピリピリ。

取材を楽しみにしてくれてる現場がどんだけ減ったことか。

「また取材にきて下さーい」とお見送りまで。

ふとクラスの予定表見てオッサンは嬉しかった。

ありがとう。

最近涙腺が緩い。また行くよ〜。

お買い物。

記者15年目、初のスーパーでリポート。

放送した途端に

「カートが世界一似合わん」とか

「怪しい万引きGメン」とか

「押したことないだろ」とか。

皆好きに言うがいいさ。

家族で買い物行くし。

普通にカート押すし。

撮影用とは言え「何がいりますか?」と

取材前に鬼に電話して指示を仰ぎ

卵、イチゴとか、ちゃんとおつかいしたし(泣)

最近の投稿

記事一覧

アーカイブ

アナブロ

RSS
follow us in feedly
プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!